最も大事な時期です。レポートを書いてメールで送ります。 必ず禁煙できると思って禁煙を始めなければ、全ての努力が無駄になってしまいます。
準備の段階で決着を付けておきましょう。
禁煙する前の準備は、ある意味禁煙するより苦しい時期でしょう。
禁煙は簡単ですが、それよりもプライドを捨てることの方が難しい。
今までタバコを吸って来た自分が愚かだったと認めなければなりません。
もちろんタバコを吸い始めた理由も、吸い続けている理由も、あなたに責任はなく
騙されていただけです。 タバコに火を付けて有毒な煙りを吸う理由はありません。
少しずつゆっくりマイペースで洗脳を解いて行きましょう。
気持ち的には本当にやめらるか悩む頃です。不安しかありません。
なぜ吸って来たのか。なぜ苦しいのか。なぜ禁煙しなければならないのか。
禁煙がバカらしい。
少しずつ恐怖感も生まれて来ます。タバコが吸えなくなることが怖い。
逆にやめられないかもしれない。
この葛藤が重要です。
残り1週間ぐらいで気持ちに変化が生まれて来ます。
『 死んでも絶対にやめてやる 』 自分を苦しめているのはタバコだとわかります。
バカらしいと分かれば禁煙は簡単です。
戦略があるので最後までしっかり読んでください。
最初は我慢するだけ。 気合と根性、精神力でタバコをやめます。
もちろん一生我慢して、精神力でやめるのではありません。最初の3日間だけです。
そのあと不安や寂しさ来て吸いたくなります。
ここまで来ると気合や根性では耐えきれません。 時間が経つほど吸いたくなります。
タバコが吸えない苦しみ、不安、恐怖心、寂しさ、焦り、喪失感、タバコが恋しい。
喫煙できれば、振られた恋人と再び付き合えるというイメージでしょうか。
残念ながらそんな奇跡は起きません。
タバコを吸っても気は紛れない。不味いだけです。余計に惨めになるだけです。
これは、意志が弱いから吸ってしまうのではなく、ニコチンの影響です。
タバコを吸っていれば誰でも勝てません。 吸うかどうかは環境によって違います。
気持ちが落ち込み、寂しさ、不安が強くなるからです。誰でもこうなる。
タバコを吸っていない私も不安や寂しさ、落ち込むことはあります。
タバコを吸っていれば少しは和らぐかもと思ってしまう。
いつものパターン。
タバコを吸って余計に落ち込み、それを改善するためにまた吸ってしまう。
地獄まで行き、タバコを吸ったときだけ元に戻り、また地獄に行ってしまう。
天国にいけるのは死んだときだけ。タバコが本当のうつ病を作りだしてしまう。
非喫煙者は地獄に行くことはありません。生きているだけで天国です。
不幸だと感じてもすぐに元に戻ります。努力次第で天国にいける。
うつ病になってしまう理由は、なんとなくわかります。
タバコを吸っていない人は、バカらしいというだけで一蹴されてしまう。
禁煙に成功している人は、そんなの最初だけで余裕で耐えられるという。
なぜなら死ぬほど苦しみ、努力して来た答えを簡単に教えてくれません。
喫煙している人は、自分が愚かになってしまうからやめた方がいいという。
禁煙外来の医者は、我慢して薬を飲んでというだけです。 余計苦しくなる。
いずれにしても役には立たない。あなたの気持ちは誰もわかってくれません。
しかし、アドバイスが受けられる。一人で戦うのではありません。
カウンセリングという目標があるので余裕で耐えられます。
どんなに苦しくても必ず改善できます。 最初は4週間です。
体は健康になり、タバコは有毒だと分かるので吸うことはありません。
タバコを吸っていない状態がいかに幸福であるか分かれば吸うことはないのです。
わざわざ不幸な喫煙生活を選ぶことはありません。
禁煙は簡単で慣れるだけです。
禁煙の準備が完璧なら苦しいのは3日だけであとは回復に向かっていきます。
寂しさ、不安、欲求は残りますが慣れて来れば問題はありません。
禁煙は誰でもできます。焦る必要はありません。