2019/6/10
|
|
タバコを吸うことのデメリット |
|
昨今、タバコを吸う人への風当たりが強くなっていて、喫煙者の人には肩身の狭い思いをされている人がいると思います。 ですが、そうは思ってもなかなかタバコをやめられないという方が大勢いると思います。そこで、ここではタバコを吸うことでどんなデメリットがあるのか再認識し、少しでも多くの喫煙者の方が禁煙を考えてくれたら幸いです。 タバコを吸うことのデメリットは2つあります。1つ目が、目覚めや寝つきが悪くなるという点です。タバコに含まれているニコチンは、脳を覚醒させる効果が含まれています。そのため、就寝前にタバコを吸ってしまうと体を休めるどころか、脳を中心に全身の働きが活性化されてしまいます。 結果として、寝つきが悪くなったり十分に睡眠をとっても目覚めが悪いなどの悪い効果を生んでしまいます。 2つ目が、嗅覚や味覚の障害が現れるという点です。嗅覚の障害は、タバコの煙に含まれるシアン化水素。たばこの害をブロックするために人間自ら作り出す活性酸素によって引き起こされます。 このシアン化水素と活性酸素は、人間がにおいを感じる嗅細胞と結びついて変性させ、においに鈍感になってしまいます。味覚の障害は味蕾のマヒと亜鉛不足によって引き起こされます。ニコチンやタールなどの有害な汚染物質が味蕾に蓄積されることで、味に対する反応がどんどん弱くなっていってしまいます。 また、人間が有害な物質から体を守るために作り出す活性酸素は、作る過程で大量の亜鉛を必要とします。亜鉛は、味蕾の味覚受容体細胞の細胞分裂に必要なものです。これが不足すると、細胞の本来のターンオーバーの期間を過ぎても新たな細胞に変えることができなくなってしまいます。そのため、味蕾の機能が低下してしまいます。 |
|