2021/5/10
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禁煙外来で成功している人 |
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禁煙外来で成功している方はいます。白衣を着た医師が目の前で話すと、禁煙できるような気持ちになります。プラシーボ効果と言って暗示にかかってやめられます。薬を飲めばやめられると思って禁煙にのぞみましょう。 禁煙外来でやめられない理由は、薬を使うからです。薬を使ってやめられるなら誰も麻薬などやっていません。最初は欲求をごまかすことはできるでしょう。しかし不安や寂しさは消えません。薬を使ってやめたので、不安や寂しさには勝てないのです。 抗うつ剤を使うと今度は薬に依存してしまう。薬には欲求をコントロールする作用はありません。ニコレット、ニコチンバッチ。薬をやめたあと逆に吸いたくなります。チャンピックスタバコの味を不味くするだけです。ドーパミンが分泌されますが、ニコチンが欲しいので効果がありません。 覚醒剤を使うとタバコの欲求が無くなりますか?ドーパミンではなく、ニコチンが欲しいのです。自殺にまで追い込まれたケースもあります。薬を使わないで欲求をコントロールすることが大事です。タバコを吸わないと決めたとしても、その意思を貫くのは決して簡単ではありません。 習慣になった喫煙を急に止めるとイライラが募り、心身の健康にも悪い影響が出てしまいます。アメやガムを口にして気を紛らわせる方法もありますが、肥満や虫歯のリスクが大きくなる欠点は見過ごせません。 禁煙を成功させるには健康のことよりも経済的な理由を考慮するのが効果的になる場合もあります。タバコは嗜好品の一種として広く普及していますが、価格設定は国が指定しているので市場での競争が無く、どの店舗でも同じ価格で販売されています。 そして、割引の対象にならないため、得になる買い方はありません。また、タバコは1回吸えばそれっきりの消耗品であることから、頻繁に買う必要があるのも出費の増大に繋がっています。 タバコによる金銭的な損失は購入だけではありません。タバコの吸い過ぎによる健康被害は莫大な医療費の支払いに繋がってしまいます。少量の喫煙でも体の調子が悪くなり、毎日の生活に支障をもたらすデメリットから避けることは難しいでしょう。 喫煙の習慣は一時的なリラックス効果がある反面、金銭面の損失が非常に大きいことを理解出来れば自然に止めることが可能になります。吸えば吸うほど損をすると認識出来れば二度とタバコを吸いたいとは思わなくなるのではないでしょう。 |
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