2019/5/4
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禁煙したあとの日常生活 |
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タバコを吸っていると日常生活にさまざまな支障をきたします。たとえば、食べ物の味がよくわからない、いつも疲れていると思われる、なかなか起きられないといったものです。 ところが、禁煙するとこれまでの日常生活が一変し、たくさんのメリットを感じることができます。中でも一番大きいのは健康状態の改善です。明らかに顔色が良くなったり、目覚めがさわやかになったりと、多くの成功者がいろいろな変化を感じています。 さらに、禁煙は精神面にも良い影響をもたらします。難しいといわれている禁煙を成功させたことで、自分に自信がついたという人がたくさんいます。他にも、禁煙すると自分の体からタバコ臭が消えますし、家の中のタバコの臭いも消えるため、家族からタバコ臭いといわれることがなくなってスッキリしたという人もいます。 禁煙は自分だけでなく家族にも良い影響があります。まず、喫煙者本人が吸い込む煙を主流煙、吐き出す煙を呼出煙、そしてタバコから立ち上る煙を副流煙といいますが、周りにいる人は呼出煙と副流煙が混ざった煙を吸うことになります。 副流煙は主流煙より毒性が強いこともあります。家でタバコを吸う時は、大切な家族がその副流煙を吸っているというこわい事実を知る必要があります。タバコを吸うことは決して自分だけの問題ではないことを頭に入れておかなければなりません。 タバコをやめると、その効果は直後から現れるといわれています。これは一般的にいわれている効果の現れ方ですが、わずか20分後に手足の温度が上がり、8時間後に血中の一酸化炭素濃度が下がって酸素濃度が上がります。 数日後には味覚や嗅覚が改善し、その後スタミナが戻ってきます。循環機能や運動能力の改善もみられ、数年単位で禁煙を続けると非喫煙者のレベルまでもっていくことができます。 中途半端な気持ちで禁煙を成功させることは難しいですが、禁煙することで得られるメリットを知っておくと、禁煙に対する決意をより一層かためることができます。 |
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