2019/5/8
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禁煙の成功に必要なこと |
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禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。
禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。
禁煙しようと思っても、習慣になっているものをやめるのはなかなか大変です。禁煙に必要なのは、絶対にやめるという強い意志です。その意思を持つためのきっかけがあれば、吸いたくなっても我慢できます。 例えば、もうすぐ赤ちゃんが生まれる、等です。自分のためだけなら挫折しやすくても、可愛らしい赤ちゃんの健康を守るためならと考えられます。禁煙を決めたら、家族や友人にそのことを伝えて、実行しなければいけない状況にします。 周囲が協力してくれれば、やめたばかりで煙草が欲しくなる辛い時期も乗り越えられます。禁煙のきっかけとして、タバコを買ったつもりで貯金をする方法があります。煙草を1日に1箱吸っていた人なら、その分を貯金箱に入れます。 もし1ヶ月に煙草に1万円使っていたとしたら、1年で10万円以上貯蓄できる計算になります。煙草をやめると口寂しくなるというのなら、タバコを買おうと思っていたお金の中から、飴玉やガムを買う分を使います。煙草が欲しくてイライラする、何か口に入れたいと思う時はその飴玉やガムを食べます。 煙草を買っていた時よりは少ない金額で済むはずです。氷を食べる方法もあり、自宅ならお金をかけずにできて、甘いものに対するカロリーを気にする必要もなくなります。 禁煙して貯まったお金は、貯金してもいいですし、家族へのプレゼント代にすれば喜ばれます。趣味があるなら、そのために必要な道具を買うことを目標にして、手に入れるために頑張ろうという気持ちにもなります。 音楽が好きなら音がよりよく聴こえるスピーカーが欲しい、写真が趣味なら欲しいカメラを手に入れたい、等、具体的な目標を持てば、より煙草の誘惑から目を背けやすくなります。
「タバコを吸わずにはいられない」という強い依存性は、次第に増えてきている非喫煙者にとってはまったく理解しがたいものです。しかし私はカウンセラーという職業柄、タバコをやめたくてもどうしてもやめられないという気持ちがよくわかります。 個人差はあるものの愛煙家の中にはタバコがなくなってしまうと、吸い残しのあるタバコを探して火を付けたくなるほどの強い依存性が見受けられます。そんな状態から禁煙を成功させるためには、ちょっとやそっとの変化ではどうにもならないことが多いのです。 禁煙成功のカギとなるのは「無理をしない」ということに尽きます。たとえば不眠症の方が「寝なければならない」と焦れば焦るほど逆に眠れなくなってしまうのと同じように、禁煙を成功させたいからと言って無理をしてしまうのは、リバウンドが起きたときに逆に依存性を高めてしまう可能性もあるのです。 まずはタバコの本数を少しずつ減らしていき一気にやめていくことから始めてみたり、とりあえず焦らないことがカギとなります。それこそどうしても吸いたくなったなら「吸ってもいい」というような、軽い気持ちや小さな取り組みだけであっても十分です。
そしてもう一つ重要なポイントは、タバコを吸うことを忘れるような興味を他に持つことです。「タバコをやめたら食欲に走って太ってしまった」なんて話題を一度くらいは耳にされたことはないでしょうか。 タバコの依存性は強いため、やはりそれを克服するためには欲求をある程度違う形で発散したほうがよいのです。焦らないようにタバコと少しずつ距離をおいていき、最終的には「そういえばタバコ吸ってないな」というようにいつの間にか忘れている感覚になれれば完全な禁煙が成功する日は近いはずです。
タバコの値上がりを始めとした様々な理由から禁煙に挑戦する方も多いですが、禁煙の成功率はあまり高くありません。禁煙の際にタバコをスパッと吸わなくなるのが禁煙への近道だと勘違いしている方が多いですが、徐々に吸う本数を減らていく禁煙方法の方が成功率が高くなっている事から、この禁煙方法を勧める取り組みを行っております。 本数を減らして一気にやめます。タバコを吸う本数が1日に10本を越えている喫煙者の方が急にタバコを吸わなくなると、起床時や食後、就寝前といった今までタバコを吸っていた時にソワソワした感情を発生しています。 さらに、禁煙を開始してから3~7日経つと離脱症状・禁断症状でイライラする方が増えます。その際に感情のコントロールが出来なくなる事が禁煙失敗に繋がります。離脱症状と禁断症状は平均で発生から数週間持続すると言われているのでこの期間のソワソワやイライラを軽減させる事が重要となります。
禁煙を成功した方の中には、1日に吸うタバコの本数を徐々に減らして最終的にはタバコを吸わなくなったという方も意外と多くいます。この方法は、完全にタバコを吸わなくなるまでに時間はかかるといったデメリットはありますが、唐突にタバコを辞めた時と比べると離脱症状・禁断症状が少ないといったメリットが得られます。 最初は無意識で吸っていた時の本数を減らし、ある程度減らす事が出来た跡に起床時や食後といった「習慣」となっている喫煙の本数を減らしていきます。食後は特にタバコを吸いたくなる方が多いので、アメやガム等で口寂しさを紛らせると良いでしょう。
今まで急に喫煙を辞めたり無理な禁煙で失敗して禁煙を諦めてしまっている方は、徐々にタバコを吸う習慣をなくしていくいつもとは違う禁煙方法を試してみてはいかがでしょうか。
禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。
禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。
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