2019/6/5
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禁煙のための我慢の日々 |
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もしもあなたが「禁煙するぞ」と心に誓うことが出来たなら、いつでもどこでも禁煙の意志を忘れないようにしたいものです。一日の中で一番長く過ごす場所、例えば職場では、喫煙スペースなどが用意されているかもしれません。 禁煙をしているあなたをよそに、喫煙者である同僚が、休憩と称して喫煙スペースに立つのを、あなたはどんな気持ちで見届けるのでしょうか。 もしそこで、そんな同僚に対し、「羨ましい」という想いがどうしても芽生えてしまったら…。あなたのその想いを自分の中でどう処理するのが良いのか、一緒に考えたいと思います。 では、同僚がタバコを吸うのを「羨ましい」という気持ちになったら、一旦立ち止まって思い返してみましょう。何を思い返すのかと言えば、あなたが今まで取り組んできた、タバコに対する我慢の日々のことです。 せっかくあなたが積み上げてきた禁煙のための我慢の日々を、他の人の「喫煙スペースに立つ」という行動をただ見てしまっただけで、崩してしまって良いのでしょうか。そんなに簡単に、その我慢という努力を無にしてしまっても良いのか、考えるわけです。 同僚のタバコ休憩に対して、あなたの頭に一瞬過ぎってしまう「羨ましい」という気持ちに支配される必要はありません。立ち止まり、本当に自分の禁煙の努力を裏切ってしまっても良いのか考えるという癖をつけましょう。 「羨ましい」と思う度に、「でも、ここまで自分は禁煙を頑張ってきたんだ」と反射的に考えることが習慣になり、タバコを吸うということへの喫煙の欲を抑えることが出来るなら大変理想的なことです。そしてその気持ちの切り替え習慣は、禁煙継続・禁煙成功への更なる大きな第一歩だと言えるわけです。 |
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