2019/6/10
|
|
禁煙をスムーズに開始するための準備期間の過ごし方 |
|
いざ禁煙を始める前に、禁煙開始までに1週間の準備期間を設けることでスムーズに禁煙できるようになります。この1週間のうちに、タバコを吸いたくなった時にどう対処するかを知ることが大切です。
まず、いつから禁煙を始めるのかを決めます。いつでもよいですが、日によってタバコの本数に違いがあるのなら、あまり吸わない日を選ぶと良いでしょう。たとえば、仕事のある日はたくさん吸ってしまうのなら休日の日から、逆に、休日の方が本数が増えるのなら仕事の忙しい日からといった具合です。
禁煙を始める日が決まったら、今度はどうして禁煙したいと思っているのか、その理由を紙に書き出します。吸いたくなった時に、それを見ることで初心を思い出すことができるからです。
これまで毎日のようにタバコを吸っていた人が禁煙を始めると、初めの数日は離脱症状が表れます。イライラ、落ち着きのなさ、頭痛、眠気など離脱症状の種類はさまざまですが、多かれ少なかれこのような症状は表れるものです。そこで、準備期間のうちに、タバコが吸いたくなった時にどうすれば対処できるかを考えておきます。
タバコを吸いたいという欲求は1日中あるわけではありません。吸いたくなってからせいぜい数分が吸いたい気持ちのピークです。ですので、開始までの1週間で、1日のうちいつ吸いたくなるのかを確認し、欲求が収まる数分間をどうやって過ごせばよいかを考えておきます。深呼吸でも歯磨きでも何でもかまいません。タバコの代わりに気が紛れるものがあれば、それを準備しておくとよいでしょう。
こうやって禁煙開始までの1週間、タバコが吸いたくなった時に上で考えた対処法をいろいろ試してみます。効果がなければ別の方法を考えるというように、この期間になるべくたくさんのことを試しておきましょう。
|
|