2019/6/24
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禁煙を始めるときはいつか |
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禁煙は何歳からでも始めるべきです。50歳になっても60歳になっても、禁煙することで健康への良い効果が期待できます。 「もう長年吸ってきたから、いまさらやめてもしょうがない」ということはないのです。タバコをやめるのに遅すぎることはないと覚えておきましょう。 実際、世界各国の研究からも、年齢や性別にかかわらず、禁煙が迅速かつ大きな健康改善をもたらすことがわかっています。持病のある人も、禁煙することで病状が回復に向かう効果が期待できるのです。 もちろん禁煙するのは早ければ早いほどよいでしょう。20歳から吸い始めた人が30歳でやめるのと50歳でやめるのでは、20年もの差があります。 その20年、有害物質を体に摂取し続けるわけですから、医学的な知識がなくても早めにタバコをやめることが体に良いことがわかるでしょう。 咳や痰がよく出る人なら、タバコをやめてから1カ月ほどで改善が見られることが多いです。 また、風邪などの感染症にもかかりにくくなることがわかっています。 そのほか、心臓発作、脳梗塞、肺がんなどのリスクが低下することもわかっており、10年以上禁煙すればほとんど非喫煙者と同じレベルまで病気にかかる危険性が少なくなるのです。 このことだけでも、何歳からでも遅すぎることはないことが明らかでしょう。 ほかにも、目覚めが良くなる、胃の調子が良くなる、顔色が良くなるなど、禁煙がもたらす良い効果はたくさんあります。 さらに、家族や周囲の人から煙たがれることがなくなり、タバコが吸えないというストレスからも解放されるので、家庭円満にもつながり充実した日常生活を送れるようになるのです。禁煙にはメリットしかありません。 禁煙するには薬も何も使わず、欲求がなくなるのを待つことが大切です。 目標を決めれば禁煙は簡単です。苦しいのは3日だけです。後はカウンセリングでやめられます。 |
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