2020/3/25
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禁煙が長く続かず挫折してしまう人 |
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「必ず禁煙して見せる」と心に誓っても、数時間後にはタバコに手が伸びていることはないでしょうか? 一本だけ吸いたいと思って、試しに吸ってみたらもう駄目だと思ってしまいます。タバコを吸わないとイライラして落ち着かない。禁煙したくてもやめられない・・・・ 禁煙できない、苦しいと感じたら助けを求めるべきでしょう。そんなに強い人間はいません。精神的に不安になってしまうのがタバコという薬物です。 タバコがやめられない人は意志が弱い人ではなく、誰でも吸っていればやめられません。禁煙するには本人の意志が最も大切です。しかし、自分だけの力で禁煙するのはやはり非常に難しいと思われます。早期に禁煙のカウンセリングを行って禁煙した方が重要です。
禁煙したくても無理だ。やめられない。禁煙が長く続かず、すぐに挫折してしまう。禁煙に失敗する理由は、数多にあるでしょう。禁煙するといらいらしたり、落ち込むこともありますが、それは脳がニコチンに依存しているからです。禁煙しているから元気が出ないと思ってはいけません。時間がたつと鬱や気分の落ち込みなど解決することができるのです。イライラするからタバコを吸うのではなく、嫌になるからタバコを吸わないのです。 タバコによってストレスが解消できると勘違いしていることが多いですが、これはタバコを吸うことで頭を麻痺させて、楽にしていると思ってしまうからです。タバコを吸っていてもいなくても、誰でも気分が落ち込むことはあるでしょう。しかし、タバコを吸っていれば何の解決にもならず返って、タバコに依存してしまいます。 気分転換にタバコを吸っても何の気晴らしにもならないし、余計にストレスを貯めていくだけです。さらに気分が落ち込み、タバコを吸ったときしか回復できないのです。
喫煙が習慣化して来ると、タバコを吸わなければ苦しくて、不安になってしまうことがあるでしょう。タバコを吸えば楽になれると勘違いしてしまいます。タバコを吸えないことでイライラしたり、人に八つ当たりしたい気持ちになるかもしれません。
禁煙したときに起こる離脱症状は、ただ我慢しているだけでは苦しくなるだけです。生活や仕事で抱えたストレスを、タバコを吸って発散している人は、禁煙することは楽ではないでしょう。ストレスの緩和ではなく、ストレスを貯める結果になるのです。 禁煙に何度も挑戦して来て失敗する方はたくさんいらっしゃいます。「3日坊主」「1~2週間」「1カ月」「3ヶ月」と続いても苦しくなって吸ってしまいます。
禁煙1カ月では、いらいらしたきっかけで吸ってしまうとまたもとに戻ってしまいます。「タバコを吸っているから何もかも上手くいく」と思い込むようになり禁煙を諦めてしまうこともあるのです。 ニコチンは、アセチルコリンを補っているので、これが無くなるとパニックになるのは当たり前です。脳がニコチンに支配され、本能で吸いたいと思ってしまいます。もちろん理性は効きません。気合や根性でコントロールできるものではないのです。
一本でも吸えば必ずもとに戻るでしょう。禁煙に失敗したら人生終わりだとか、絶対に吸わないと誓えばプレッシャーが強くて、吸ってしまうものです。少しでも欲求があることが許せないと思ってしまいます。これでは禁煙できないでしょう。吸っていないことが楽だと分からなければならないのです。 「タバコを吸って楽になるかもしれないが、もう少し待ってみよう」と思うことが大事でしょう。 禁煙できずにお悩みの方はたくさんいます。「禁煙したい」と思って、朝起きると苦しくて吸ってしまう。そんなことを繰り返してしまうのは仕方がないことなのです。 禁煙できない人は、意思が弱いから止められない。ということではありません。タバコは有毒です。タバコを吸っていなくてもストレスが溜まるのに、タバコを吸っていれば余計に苦しいでしょう。精神的に不安になることは誰でもあるし、タバコをすっていれば余計に苦しいのです。あなたに原因があるのではないのです。 一人で禁煙できないと思っているかたは、ぜひご相談ください。禁煙プロジェクトでは、禁煙できない方のサポートをいたします。このトップページをごらんください。
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