2020/4/19
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禁煙による健康への良い面は極めて大きい |
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喫煙による健康障害や肺がん、心疾患などの発症、あるいはそれらによる死亡の確率が禁煙により確実に下がります。 何よりも、目覚めがさわやかになる、咳や痰が止まる、食べ物がおいしく感じられるなど、定期的の暮らしがより心地よいで健康的になります。 火の不始末による火災の不安も無用です。 加えて、1日1箱1箱440円で1年間喫煙すると約16万円の支出。 5年では80万円、10年では160万円にもなったお金が、別の事に重宝するようになります。 その実それ以外にも、においがついた洋服のクリーニング代、煙ヤニで汚れた壁の片付けやカーテンを取り替える総額など、喫煙には思った以上にお金がかかっているのです。 禁煙すれば、これらのお金を旅行や趣味に使ったり、貯えする事ができます。 禁煙に成功した後の数年間は、体重増に気を付けていないと、糖尿病危険性が20%以上上昇する事が、アメリカの17万人以上を対象とした研究で明らかになった。 禁煙による健康への良い面は極めて大きく、体重増加の程度にかかわらず、長期的には禁煙によって心血管疾患の発症や早期死亡の危険性が大きく低下する事も分かった。 その結果、禁煙してから間もない人の2型糖尿病の発症危険性は、喫煙中の人に比較して平均22%以上高くなっていた。 糖尿病危険性は禁煙してから5〜7年が経った時点でピークを迎えるものの、その後は徐々に低下していった。 他にも、体重の増加し方が大きい人ほど2型糖尿病危険性はより高くなり、体重が増加しなかった人は危険性が上昇しなかった。 なお、禁煙後30年経つと危険性は元来はの非喫煙者と同レベルにまで低下した。また、禁煙により得られる恩恵は、体重増加による悪い面を上回る事も分かった。 体重増が10kg以上だった人ですら、禁煙後は全死因による早死危険性が50%減少、心血管疾患による早死危険性は67%減少した事が明らかになった。 |
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