2021/6/3
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タバコを吸えばどのような病気になるか |
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喫煙による病気 タバコは様々な病気を引き起こします。肺癌をはじめとする悪性腫瘍、肺気腫をはじめとする呼吸器疾患、免疫機能の低下、善玉コレステロールの減少、運動機能の低下、知的能力の低下、心筋梗塞などの循環器疾患の危険因子となり、非常に有害な物質な成分が多く含まれています。
喫煙による影響 妊娠中の喫煙は流産などの危険を高め、母子健康に悪影響を及ぼします。近年、白内障や歯周病も、喫煙との因果関係があるとされ、それらを含むと、タバコを吸うことで引き起こされる病気は50種以上とされています。
寿命が縮む イギリスでは約3万人のお医者さんを対象に50年間にわたって調査が行われ、たばこを吸う人は吸わない人に比べて10年早く死亡するという結果も出ています。また、とあるお医者さんが調べたデータによると、タバコ1本/5分30秒の割合で「寿命」が短くなっているといわれています。1日20本では110分となります。これを毎日続けたら」と考えると恐ろしい限りです。
タバコの副流煙 タバコの煙は、喫煙者が吸う主流煙と、他人が吸う副流煙の2種類から成り立っています。副流煙には、主流煙に比べ、約2〜3倍の有害物質を含んでおり、アンモニアなどの刺激物質は、何と約70倍以上も含まれているそうです。例え、タバコを吸わない人でも、近くにタバコを吸う人がいれば、本人に関係なく、副流煙を肺の奥深くまで吸い込んでしまうのです。 職場の同僚や家族がタバコを吸っていて、鼻や目が痛くなったという経験をされた方がいらっしゃると思います。それは副流煙には主流煙の何倍もの有害物質、刺激物質が含まれているからです。 奥様がタバコを吸わなくても、夫がタバコを吸う場合の妻の肺ガンの発症率はどうでしょうか?夫婦ともに吸わない場合と比べて約1.5倍高くなります。更には夫婦ともにタバコを吸うとしたら、約5倍もの確率になります。もし、小さなお子さまがいたら?高齢のおじいちゃん、おばあちゃんがいたら、疾患を患っているご家族がいたら?と考えてみたらいかがでしょうか?もう、高いお金を払ってタバコを吸いたいとは思わないハズです。
タバコは嗜好品ではない 「タバコはひとときの安らぎを与えてくれる嗜好品だ!」とおっしゃる愛煙家もいらっしゃいますが、とても危険な成分を含むモノです。「百害あって一利なし」と言っても過言ではありません。今ならまだ間に合います。長年、タバコを吸い続けて真っ黒になった肺が綺麗になるまで約10年の期間が必要だとされています。心臓に対する影響は1年くらいで、血圧の上昇や脈拍数の増加、血管の収縮などはその日のうちに消えます。ニコチンも1〜2日ほどで完全に排出されます。
タバコを吸ってどんな意味があるのか! タバコをきっぱりと辞めて、健康を取り戻しましょう! 自分自身のために...
大切な家族のために... 大切な人のために....
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