2021/6/4
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タバコの欲求を和らげる方法 |
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タバコ関連グッズを捨てる タバコをやめるには、まず最初にタバコ関連のアイテムを捨てます。灰皿や残っているタバコがあればキレイさっぱり捨ててください。携帯用灰皿のような小物も見逃さずに処分しましょう。タバコグッズを処分することで「自分はこれから禁煙するんだ」と禁煙に向けた心構えができるようになります。また、グッズが無くなることでタバコが吸いにくい環境になるメリットもあります。誘惑に負けてタバコを買ってきても自宅に灰皿が無ければ吸うのをためらいます。ちょっとした工夫が再喫煙を防いでくれます。 禁煙を始めたと宣言する 準備が終わって禁煙を始めたなら家族や会社の同僚、友人に禁煙を始めたことを宣言します。これによって簡単には禁煙をやめられなくなります。もし、すぐに喫煙を破ったら周囲の人に呆れられるでしょう。上司や部下の信頼を損なう可能性も考えられます。逆に喫煙を達成できれば意志力の強い人間だと一目置かれます。メンタル面から禁煙をサポートする効果が期待できるため、ぜひ大々的に禁煙宣言しましょう。 ニコチンの禁断症状を緩和するための工夫 禁煙を始めるとすぐにニコチンの禁断症状が起きます。これにどう対処するかが禁煙の成功を大きく左右します。よく行われているニコチン禁断症状の対策方法は「運動をする」「深呼吸」「水を飲む」「テレビや本を見る」などです。複数の対策方法を同時に試すのも問題ありません。相性のよいやり方でニコチンへの欲求を抑え込みましょう。 ニコチン補助薬を使う 上記の対策を実行しても禁断症状が解消されないようならニコチン補充療法のような治療を受けます。この治療はニコチンが含まれたガムを禁断症状が強く出たときにだけ摂取することで症状を緩和できます。ニコチン補充療法だけではタバコをやめられません。タバコで取っていたニコチンをガムに変えただけですからニコチン依存症は解決されず、ニコチンガムの狙いは体内に取り入れるニコチンの量をコントロールできることです。徐々にニコチンガムを摂取する間隔を長くして、最後には摂取しなくても上記の対策方法だけで禁断症状に対処できるようにします。ニコチンパッチを使う場合も基本的なやり方はニコチンガムと同じです。我慢できる程度まで禁断症状を和らげて様子を見ます。 まとめ 禁煙を続けていけばタバコを吸いたい欲求は減っていきます。早い人なら1ヶ月でタバコを吸わなくても平気になります。平均的な治療期間は4か月ほどです。この間に1度でも吸ってしまったら、また最初からやり直しです。気持ちだけで長い治療期間を乗り越えるのは難しいです。タバコの欲求を和らげる方法を見つけられば比較的に楽にタバコをやめられます |
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