禁煙後は苦しい離脱症状が必ず出てくるのでこれを予想しておきます。たとえば吸いたいイライラ、不安な気持ち、眠気、だるさなどがあります。このような症状は概ね3~7日がピークです。その後はゆっくりと離脱症状は軽減していきます。この期間を過ぎると楽になって来たと実感できるはずです。過去を振り返ってみると余計に分かりやすく感じてくるので焦らず禁煙を続けていきましょう。また、本数を減らしてみたり、軽いタバコに変えたり、アイコスやほかのタバコに変える、水蒸気タバコなどは全く効果がないのでやめておきます。
- 禁煙開始する前に準備が必要です。まずタバコを持ち歩く必要があるのでテープで巻いたたばこを用意しましょう。2週間後に禁煙を開始します。
- 休憩時間に注意すること。何をすればいいのか計画をしっかり立てること。コーヒーを飲むと強烈に吸いたくなる。もらいタバコや喫煙場所に近づかない。コンビニなど買いたくなる吸っている人もいるので光景を思い浮かべて買わないと決断する必要があります。
- 食後にタバコが吸いたくなったときはルーティンを考えておきます。すぐに歯を磨く、軽い運動体操、深呼吸をして目をつぶって瞑想する。飴やガムを食べる。
- 禁煙開始から2週間くらい経つと1本くらい吸ってみようと思うことが良くあるので気を付けましょう。吸いたくなったときは15分くらい待つと吸いたい欲求が弱くなってくるので安心してくるでしょう。少しずつ欲求は無くなってきます。
ニコチンの禁断症状をコントロールすることは困難を極めます。禁煙成功までには何度失敗することがあり自分一人では不安が大きく吸ってしまう可能が高くなります。しかし禁煙は可能です。これまでに喫煙したことのある成人喫煙者は人口の半分が禁煙しました。 あなたは取り残されないように医療機関を利用することが必要になってきます。禁煙するために必要なカウンセリングを受けましょう。