2018/9/22
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タバコを吸ってから禁煙するまでの気持ちの変化 |
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禁煙のメリットを意識しなければ禁煙できません。まず、 として、健康に繋がるという点です。これは当たり前のことなのですが、現在新型コロナウイルスの影響で亡くなる方が増えています。そして、重症になる方はヘビースモーカーに多いとも言われています。WHOも重症化しないように喫煙を控えるように通達しています。 現在の状況だからこそ、健康に気をつけるために禁煙が必要となっています。2つ目は、周囲に受動喫煙をさせないという点です。私自身、家族が喫煙する環境で育ちました。そのため、タバコの煙を吸うだけで目が痛くなったり頭が痛くなったりします。 受動喫煙は、喫煙する側よりもタバコを吸っていない人の健康に害があると言われています。周囲への悪影響を少しでも減らす事が今後重要となってきます。 3つ目のメリットは、タバコを吸うか吸わないかで印象が変わってくるという点です。人間関係、特に初対面の方やあまり仲良くない方と会う時にタバコを吸うと、やはり印象が悪く写ってしまいます。問題無いと思う方もいらっしゃいますが、タバコを吸うという行為自体で人を嫌う方や、アレルギーを持っている方もいます。 印象を少しでも良くしたい場合は、禁煙が直接繋がります。他にも禁煙には様々なメリットがあるので、ぜひこの機会にやってみてください。
メールだけでやめられる分けない。こっちは禁煙外来でもやめられないんだ。苦しみたくない。禁煙できない。このカウンセリングは信用できない。タバコを吸っていた方が楽だ。禁煙したくないと思ってしまう。確かにあなたの言う通りです。 しかしどうでしょうか?タバコは有毒です。吸っていれば必ず死んでしまいます。私のカウンセリングは時間を掛けて分かりやすくその矛盾を正して行くだけです。目標を決めて禁煙するので耐えられないことはありません。 逃げることは簡単です。長年タバコを吸っていながら楽して禁煙しようとしている根性が気にいらない。今からやる禁煙というものは、楽にやめられないのです。禁煙できないという意味ではありません。 禁煙はあなた自身の問題です。タバコを吸っていれば死ぬという感覚も麻痺してしまう。だから毎年9万人も死んでいます。あなた自身に問題があるのではありません。タバコを吸っていることが問題なのです。もう勝負はすでに始まっています。 あなたの頭の中にいるニコチンと、私の禁煙理論との勝負です。カウンセリングが嫌なのではなく、禁煙することが嫌なのです。カウンセリングをやって効果がないというなら分かりますが、禁煙開始すらしていない。最初からニコチンに負けていてどうやって禁煙するのでしょうか? ニコチンを味方にするのか、私を信用するのかです。タバコを吸えば死ぬと理解するだけです。時間を掛ければ必ず禁煙できます。タバコを吸って余計に不幸になり余計に人生を短くする必要はありません。タバコを吸って不幸な人生で終わっていいのでしょうか? 今までタバコを吸ってきた理由は、意志の弱さやストレスではなく強い依存性により、苦しくなりやめられなかった。不安になり寂しくなり死の恐怖感を感じてしまう。 これが麻薬の正体です。吸い始めた理由は、大人になりたい。つまり自分の弱さを隠すためです。 プライドが高く、意志が強い人ほどタバコを吸いたがる。そんな人がタバコを吸えばやめられないのは当たり前です。人の弱さに漬け込んで来るのが麻薬です。誰でも弱いし、生まれ育った環境も違う。優秀な人ほどおちいりやすい巧みな罠です。禁煙はあなたの人格を否定するものではありません。 タバコにマインドコントロールされているのです。洗脳だとに気付いていれば洗脳ではありません。楽してやめる禁煙方法をインターネットで探してしまう。そんな方法はありません。たとえ見付けても挑戦しない。優秀な人も愚かになってしまう。 タバコは人格を形成するものではなく、あなたを苦しめ、幸福を奪い、不幸にして、たった3分の幸福を味わうだけです。タバコを吸っていなければ死ぬまで幸福でいられます。苦しい理由はニコチン中毒だから。依存性があるからです。薬も何も使わず、麻薬が抜けるのを待つだけです。 洗脳を解くのに時間が掛かります。急にはやめられません。禁煙外来では薬を12週間飲むだけです。洗脳を解いていないのにどうやってやめるのでしょうか?もちろん洗脳に洗脳を上書きする催眠術ではありません。 これは一発勝負。長くて5日。そんなやり方では半年しか持たない。タバコは有毒で欲求が起きてもすぐにバカらしいと感じるように欲求をコントロールする必要があります。 少しずつ慣れて行く必要があるのです。欲求は必ず残ります。欲求を無くすためにカウンセリングがあるのです。
タバコをやめる前に、麻薬というものを理解しておかなければなりません。理解しておかなければ拷問に耐えているだけで我慢できずまた吸ってしまうでしょう。最初の苦しい欲求なら気合いと根性で何とかなるかもしれません。しかし不安と寂しさが長く続くと、 うつ病のような感覚になってしまいます。たまに強い欲求も現れる。 もちろんタバコを吸えば回復できる。それが麻薬というもの。覚醒剤も同じです。気持ち良くなるからやってしまうのではなく、禁断症状が苦しくて、不安で寂しくなり、辛くてまた手を出してしまう。本当の敵は気持ち良さではなく未練なのです。 刑務所に1年入れば影響はなくなりますが、その代わりに刑務所を出た瞬間、不安や寂しさが襲ってきます。覚醒剤をやらないと苦しくなってしまうのです。一生苦しい、一生うつ病だと勘違いしてしまう。タバコを吸わなければ、覚醒剤には手を出さないでしょう。 タバコの欲求も完全にクリーンになるには5年くらい掛かります。不安や寂しさが襲ってきたらどうするのか?それはタバコをやめたから苦しいのでなく、タバコの後遺症だと理解するのです。不安や寂しさ、強い欲求は長い時間ではありません。いつの間にか収まって来る。 必ず収まって来る。それが待てないから一生苦しいと勘違いしてしまうのです。最初から苦しいのは当たり前だと思っていればそれほど苦しくありません。苦しいときこそ、苦しむ必要があるのです。楽になりたいと思ってはいけません。一生苦しんで行こう。もちろん苦しみは変わりませんが、不安や欲求が収まったとき、今は幸福だと理解できます。 健康だし、タバコを吸う必要がないと理解できる。 この幸福感とタバコを吸ったあとの幸福感。努力して我慢してタバコをやめたあとに味わう幸福感、タバコを吸うだけの幸福感。本当の幸福はどっちでしょうか?もちろん毒ガスを吸っていないので幸福になれるのは当たり前です。やめた喜びを味わうことができる。 不安や寂しさに勝てない?まさか。タバコがやめられたと喜んでいるのにタバコを吸うバカな人はいません。JTの言っている通り、必ずやめられるのです。もちろん有毒なので吸う必要はありませんが。 |
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