2019/5/5
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禁煙は簡単にできる |
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禁煙はしようと思って簡単にできるものではありません。禁煙をしようと思っている人の多くは、今までに何度も禁煙に失敗しています。禁煙を成功させるには強い動機づけが必要です。 たとえば、「子どもが生まれたからこれを機会に禁煙しよう」「家を新築したから汚さないために禁煙しよう」など、前向きな動機づけがあると禁煙を持続しやすくなります。動機づけになるものが何もない場合は、今までにタバコに費やした費用を計算してみると、何百万円という数字が出て愕然として、禁煙への欲求が高まります。 また毎日喫煙に使っていたお金を貯金してほしい物を買う、新しく趣味を始めるといったことでも動機づけになります。禁煙しようと決めたら、まだ残っているタバコや灰皿、ライターを捨ててしまいましょう。タバコを吸える環境を減らしていくのです。そして家族や職場で禁煙宣言をすると、周囲が協力してくれるようになるので有効です。 一人で禁煙を続けていると、どうしてもタバコが吸いたくなってたまらないときが出てきます。そういう時に我慢できずにタバコを吸ってしまうために禁煙が続かないのですが、ガムをかむ、冷たい水を飲むといった行動で喫煙欲求がおさまってきます。 禁煙とは喫煙欲求がおさまることの連続ととらえてよいでしょう。どうしてもうまくいかない場合、職場の健保組合で禁煙支援のイベントを行っているところが多くありますし、インターネット上でも「禁煙マラソン」など禁煙支援をしているサイトがあります。 そういうところに参加すると、禁煙仲間ができてお互いに励まし合って禁煙を続けることができます。そして禁煙できたというゴールを迎えると表彰されるなど、ご褒美が用意されているところがあります。 また有料で禁煙支援を行うサイトでは、禁煙に対して費用がかかるため、禁煙を持続させようという意識が働き効果が高まります。禁煙を孤独な戦いとせず、周囲の協力で成功させるためにも、インターネットで禁煙支援の取り組みを調べてみるとよいでしょう。 禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。 禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。 |
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