2019/5/5
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禁煙したいけど難しい |
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禁煙したいけれど、なかなか思うようにやめられない人は多いと思います。たばこを吸いたくなったときの対処法など、スムーズに禁煙を成功させるためにはちょっとしたポイントがあります。 最初にすることは、禁煙日の設定です。仕事に行ってたくさん吸う人はお休みの日に、逆に仕事が休みの日にタバコをたくさん吸う人は仕事のある日に禁煙日を設定するとよいでしょう。 意識を高めるために、カレンダーなどに禁煙を始めた日を○で囲み、いつも目に付く場所に置いておきます。また、箇条書きでよいので、禁煙を始めようと思った理由も書き出して一緒に置いておくと、タバコが吸いたいと思ったときに考え直すきっかけになります。 個人差はありますが、タバコをやめると誰にでも禁断症状が出てきます。2日から3日にピークを迎えると言われており、その後2週間くらいは緩やかに症状が続きます。症状は、イライラして落ち着かない・眠気や体のだるさがある・頭が痛いなどさまざまな形で現れます。 タバコをやめてから数日間は、1日のうちで何回か猛烈にタバコが吸いたいという欲求が出てきます。ただ、この欲求は5分くらいでおさまります。タバコを吸いたいと思ったときに、この5分間気持ちをどのようにコントロールするかをあらかじめ考えておくことで対処できます。 そのためには、どのような場面でタバコを吸いたくなるか、メモなどに記録しておくと分かりやすいです。そして、タバコの代わりになる物をその5分の間に決めておくことで対処していく練習をします。例えば、コーヒーを飲むとタバコが吸いたくなる人は、コーヒーを紅茶に代えるなどメモしておきます。実際にその場面になったときに実行してみて、効果がなければ次の方法を考えます。 最後に、禁煙する前に、タバコを意識して吸ってみましょう。常習的にタバコを吸っていると、吸いたいという気持ちがなくても無意識に吸っているケースが少なくありません。この場合、禁煙を始めても、ついうっかり吸ってしまうことがあります。 禁煙をスタートさせる前に意識して吸う練習をしていれば、タバコの火を付けたときにあれ?と思い考え直すことができます。 禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。 禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。 |
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