2019/5/6
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タバコをやめる取り組み |
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禁煙について本気で取り組もうという人が増える傾向にあります。喫煙者のみならず家族の健康についても前向きに考えようという取り組みが社会全体に広がっているといえるでしょう。 確かにタバコについては、百害あって一理なしといわれるほどに、多くの人がネガティブな印象を持っていることも事実です。受動喫煙などの問題も度々のように取り上げられることも、タバコに対して嫌悪感を持つ人が多いことを物語っているのかもしれません。 日本人の喫煙者の数自体はここに来て減少傾向に転じてきました。背景にあるのは、世界規模で進む禁煙への流れです。毎年の5月31日が「世界禁煙デー」ということを認識している人はどのくらいいるでしょうか。 実はこの取り組みを中心的に進めているのが世界保健機関です。日本でも、この取り組みに合わせて禁煙週間を設定するなどして、受動喫煙の撲滅や禁煙に向けての意識をより一層高めていこうと努めています。 「タバコをやめたくてもやめられない」という人が多いのも現実です。タバコには中毒性もあるため、そう簡単にはやめることが難しいのも事実といえます。いわゆる禁煙パイポやガム、飴などでタバコを吸えない口寂しさをまぎらわそうとした経験を持つ人も多いはずです。禁煙を成功させるためには、何よりも本人の意思が大切です。 禁煙に成功した人の話を参考にするなどしてみるのも良い方法です。先ずは自分の生活パターンや慣習を見直すことから始めるのも一つの手段といえるでしょう。例えば、コーヒーやアルコールなどの喫煙を誘発するような飲み物を避け、お茶などを飲むようにするなどの工夫も有効。 また、喫煙者に近づかないようにすることも大切です。禁煙したほうが良いという事は、ほとんどの方が認識していることでしょう。自分自身の健康を守ることもそうですし、身近な人の健康を守ることにもつながります。煙やにおいで周囲の人に迷惑をかけることもなくなりますし、火事の危険性も大きく減らすことが出来るのです。 タバコは高価なものでもありますから、それを節約することが出来れば大きく家計にもプラスになっていきます。こうしたメリットをまず認識していくことで、禁煙へ向かう強い意志を作り上げることが出来ます。まずはこうした認識を持つことが大切です。 そのうえで実際に禁煙を始めていくことになります。しかし、依存性がある物ですからやはり簡単にはいかないことでしょう。どうしても手を伸ばしてしまうという事もあるかもしれません。 その時にはぜひ、禁煙することでどういったメリットがあるのか、吸う事で何を失ってしまうのかという事をその都度思い出すようにしてみましょう。たばこのパッケージの注意書きなども目に入れば思い出しやすいかもしれません。こういった物も活用しながら、意識を強く持つようにしてみましょう。 たまりかねて吸ってしまったとしても、そこであきらめてしまうのは非常にもったいないものです。一度失敗しても次からやり直せば禁煙が実現できるかもしれません。一気にやろうとして諦めてしまうのではなく、また続けてタバコから離れることが出来るようにという事を考えて過ごしていくようにしてみましょう。 別の趣味や好きなものを持つことなどもタバコからの脱却に効果があります。ぜひ、タバコ以外のことに意識を向けつつ、タバコから離れることの大切さを考えながら一歩一歩進んでいくようにしてみましょう。 禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。 禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。 |
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