2019/5/7
|
|
禁煙ブームで肩身が狭い |
|
「煙草を止めたい」近年の禁煙ブームに肩身の狭い思いをしながら、このように考えている愛煙家も多いと思います。煙草の経験がない人は、「強い意志があれば止められる」と安易に考えるかもしれませんが、実際には、禁煙を始めると以前の日常とは異なる様々な症状が体に現れることが多く、「強い意志」だけでは止められない人の方が多い現実があります。 よく言われる症状は眠気、イライラ、頭痛、倦怠感、このような症状の他、ひどい場合にはうつ状態の症状も見られます。それぞれ個人差がありますが様々な症状が現れる場合があり、それを単純に我慢だけで乗り切ろうとすると、更にストレズが貯まり、たばこを吸いたい症状が増す傾向にあります。 あくまでも個人差の問題ですから、勿論、我慢だけで禁煙が成功する人もいるのでしょうが、できるだけストレスを貯めないようにするには、煙草を吸いたくなる場面で、代替えとなるものを試すことがおすすめです。 例えば、「朝起きて煙草を吸いたくなる→すぐに顔を洗ってスッキリする」「食後に煙草を吸いたくなる→歯磨きでスッキリする」「仕事の休憩時間に煙草を吸いたくなる→大きく深呼吸する」「コーヒーを飲むと煙草を吸いたくなる→紅茶or緑茶に代える」「アルコールを飲むと煙草を吸いたくなる→氷の入った冷水を飲酒の合間に飲む」「休日にのんびりしていると煙草を吸いたくなる→散歩orジョギングをする」このように、「煙草を吸いたい」と感じたら、体にいつもとは違う適度な刺激を与えるような工夫で、その気持ちを紛らわすことができます。 煙草は禁断症状が出ると言われていますが、長年の習慣で何かの節目に「煙草」このような考えが脳に染みついている事も大きく影響しています。その為、「煙草」と考える瞬間には我慢するだけではなく、これまでとは違う感覚を身に着けていく事が効果的です。違う感覚が徐々に習慣化されていけば、吸いたい気持ちは大分解消されていくはずです。 禁煙のカウンセリングは、タバコの本数を減らして、2週間ほど吸って頂き一気にやめる方法です。禁断症状については心配いりません。カウンセリングを行っていれば欲求が弱くなってくると分かります。 禁煙できて喜んでいるのに、吸ってしまうことはありません。 |
|