2020/3/26
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禁煙した後の離脱症状は、脳に多大なる影響 |
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喫煙の最大のデメリットは、睡眠の質とリズムが狂ってしまうことでしょう。 タバコを吸うと気分が落ち着き、元気になった気分になります。しかしこれはただのニコチンによる依存です。禁煙するとまったく面白みのない生活だと思ってしまうでしょう。 なぜかというと喫煙生活パターンに当てはめて行くと、何も考えずにタバコを吸っているからです。気がつけばタバコを吸っていて、モチベーションを失うことなく、生活できてしまうからでしょう。心身ともにタバコによってすべて支配され、これがなければ生きていけない状態になってしまうのです。
しかし禁煙生活のルーティーンをたった1本のタバコで全て粉々に破壊され、打ち砕かれてしまいます。 タバコを吸うと、最初は不味いと感じても、数時間後には強烈な喫煙欲求が襲い掛かるでしょう。 朝からタバコを吸ってしまい、仕事中に集中できなくなり、ついにいつも通り吸ってしまうのです。 禁煙した後の離脱症状は、脳に多大なる影響を及ぼします。毎日喫煙してニコチンに依存した状態が長期に及ぶと、精神にも影響を受け、タバコがなければ脳は全く機能を果たすことができない感覚になります。
脳の神経細胞は、ニコチンが頭に存在することにより全ての機能が回復してくるのです。ニコチンがアセチルコリンの役目を果たすようになります。 アセチルコリンは機能が果たさなくなり、脳が変化していきます。脳の神経は、ニコチンがないと通常の機能が果たせなくなり、禁断症状が起こり、脳が異常だという信号を出して気分が落ち着かなくなり、イライラしたり、逆に落ち込んだ状態になるのです。 私の禁煙のカウンセリングは目標を決めることにあります。目標を決めて禁煙することでいつの間にか苦しいではなく、禁煙がしていることが楽だとわかるでしょう。次の目標まで頑張ることで吸いたい欲求は10分待つだけで無くなり、吸わなくて良かったと感じてきます。
これなら確実に欲求をブロックできます。ひとりで禁煙すると目標が来てもずっと吸いたい欲求消えずに吸ってしまいます。一生禁煙ではありません。一旦やめて見て幸福だと感じるのです。 人の意志は弱いので頑張ろうと思うほど禁煙がバカらしくなってしまうのです。タバコがやめられない理由は、ドーパミンが過剰に分泌されるからです。 タバコを吸ってニコチンを取り入れ、その苦しみを癒すためにまたタバコを吸ってしまう。 袋をかぶって苦しくなり、それを取ったとき新鮮な空気が吸えると喜んでいるのです。
これほどバカらしいものはありません。頭の神経が麻痺しているだけです。タバコを吸う意味など全くないのです。 タバコを吸って苦しみ、それを癒すためにタバコを吸っている。覚醒剤を打っているのと何も変わりません。
楽しみが無くなるという不安は心配はいりません。毎日が幸福なのです。
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