2020/4/21
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禁煙するまでの心理状況 |
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禁煙を考えるようになったのは、社会全体で禁煙を推し進めるようになったこともあって 家族の視線がどんどん冷たいものになっていったからでした。 煙草の価格も上昇する一方ですし、老後の生計を考えていけば、無駄な支出はやめるべきだと断腸の思いで煙草に別れを告げました。 家にあれば名残惜しくなるので、煙草は全て処分し、煙草の自動販売機などを極力視界に入れないように 努めました。 最初の内は、手が震えたり煙草を欲してイライラしてしまったりと良くないことが続きましたが、 初めての禁煙計画を家族が応援してくれたこともあり、何とか我慢できました。 吸っていた煙草の匂いに似た香水を探したり、口寂しい時には固いせんべいなどを食したりして 気を紛らわせました。 また、少々お酒の量を増やすことで、煙草がなくても他の楽しみがあると自分に言い聞かせました。 禁煙を始めて最初の内は劇的な変化などはありませんでしたが、口が臭くなくなったと親戚の子どもたちに喜ばれたのは嬉しかったです。 また子どもと遊ぶときも心なしか、爽やかな気持ちを感じられるようになりました。以前までは、走った後に呼吸が少々苦しくなっていたのですが、それも喫煙のせいだったのではないかと思い至り、まさに百害あって一利なしの代物であると思い知りました。 また、禁煙を始めてから、料理の味を楽しめるになったと実感するようになりました。 喫煙していた頃は、どのような料理でも薄口に感じ調味料を付け足していたのですが、調味料を足さなくても美味しいと思えるようになりました。 味覚にも変化が現れるとは驚きました。 美味しさを感じるようになると食事の楽しさに気づかされました。 喫煙している時は何にも感じていなかったのですが、禁煙をして初めて、自分の身体に煙草がどれほどの悪い影響を与えていたのか身に染みて感じました。 禁煙できたことは本当に嬉しく思っています。 |
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