2020/12/18
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タバコを吸うことによる健康への影響 |
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食道がん、肝臓がん、子宮頸がん、喉頭がん、咽頭がん、肺がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がんなど2倍近くでガンが発生しやすくなります。 血液が凝固しやすくなり、虚血性心疾患、脳梗塞の原因にもなり、肺気腫や慢性気管支炎の原因。
虫歯や歯槽膿漏、口臭の原因にもなります。
女性の場合は、肌が乾燥して、荒れたり、シミや肌が黒くなっていき、老けやすく見られてしまいます。出産時に喫煙していると流産の可能性も高くなります。
副流煙により、タバコを吸っていない人まで巻き込んでしまいます。受動喫煙により数万にの方がタバコを吸っていなくても亡くなっています。
タバコがやめられない理由は、ニコチンが神経伝達物質であるアセチルコリンに変わり、タバコを吸わなければ精神的に不安になってしまうからです。 頭の神経の一部が無くなれば苦しくなるのは当然です。時間が経てば余計に不安になってしまうでしょう。 喫煙とは、ニコチンがなくなることによる苦しみの解消が原因で吸うと楽になるという現象です。タバコを吸えば楽になるので当然やめられないものとなるでしょう。 喫煙の仕組みは、タバコを吸うと僅か7秒で脳に到達。その後ドーパミンが放出され、2時間でニコチンが切れて、イライラしてまた吸いたくなるのです。 タバコが吸いたくなるときは、朝起きたときや食後です。ニコチンが切れてくると、イライラして集中力が弱くなると勘違いしてしまいます。頭をスッキリさせたくて吸ってしまいます。その次に吸いたくなるのはストレスを感じたときです。
あなたは、楽に禁煙できる方法を探しているでしょう。そんな方法はありません。しかし禁煙することはできます。 最初に苦しい思いをすると禁煙しやすくなります。本数を減らすことで禁煙が楽だと感じてきます。 タバコがやめられないことは恥ずかしいことではありません。タバコは薬物だからやめられないのです。 一大決心して禁煙を目指しても、1週間禁煙できる人は半数いるかどうかです。禁煙に失敗する理由はさまざまですが、いずれにせよ、やめると決心したのにもかかわらずタバコを吸ってしまうのは、タバコにすぐ手が届く環境だったからでしょう。
自分の意志のみでは難しいことですので、禁煙に成功したいなら、タバコと縁のない環境に身を置く必要があります。 外に行くとコンビニでも自動販売機でもすぐにタバコが買えるので、タバコと縁のない環境を作ることは難しいように感じるかもしれません。 しかし、少なくとも家の中からはタバコに関連するものを取り除くことはできるはずです。「買い置きを含めてタバコは全部捨てる」「ライターも灰皿ももう必要ないので同じく捨てる」というふうに身近なところをタバコのない環境に変えてしまいます。 タバコを思い出させるものがなければ、家の中でタバコが吸いたくなることは少なくなるでしょう。
禁煙を始めると、どうしても吸いたくてたまらなくなる時も出てきますが、以前ならすぐにタバコに火をつけることができたのが、わざわざタバコを買いに出かけなければならなくなるため、一定の抑止効果は期待できます。 それでも吸ってしまうということも否定できませんが、電車や飛行機など公共の乗り物でタバコを我慢できるのであれば、それと同じことと考えて家でも我慢できるはずです。 とはいえ、無理に我慢しても辛くて挫折してしまいそうになるので、いちばんよいのはタバコを吸いたいと思わなくなることです。それができれば苦労しないと思うかもしれませんが、タバコのない環境で長く過ごすうちに徐々に吸いたいという気持ちはなくなっていきます。
そのための第一歩として、やはり家の中からタバコに関するものをすべてなくしてしまうのは有効な方法と言えるでしょう。
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