2021/5/23
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禁煙を始める前に準備すること |
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① 断固とした意思を貫きましょう キッパリとタバコとさよならすることが大切です。本数を少し減らすなどしても、タバコによる害は続き、いっそのこと、完全にやめることが、ニコチン依存からも抜け出すコツです。 ② 禁断症状に耐えましょう 禁断症状の最高潮はせいぜい1週間と言われています。この時期は挫折する可能性が高いため、まずは頑張って乗り越えましょう。禁煙補助薬やガムを上手に使うことで、禁断症状を和らげることもできます。禁煙外来など専門の病院を受診すると、飲み薬やパッチを処方してもらうことができます。OTC医薬品として、ニコチン入りのガムも販売されています。これらは、ニコチン切れの症状を和らげる効果が期待できます。 ③ タバコから気を逸らしましょう タバコへの心理的な依存から抜け出しましょう。タバコに依存している人の多くは、「タバコを吸わないと、仕事が捗らない」「タバコを吸わないと、ストレスが溜まって仕方ない」などの思い込みがあります。しかし、これは誤解で、ニコチンが足りないからこそ仕事が進まず、イライラしてしまうのです。この負のループを、断ち切らなければなりません。 専門の病院でカウンセリングを受けることも、大変有効な手段です。1人で苦しまず、助けを求めましょう。タバコ以外に、身体に害のない趣味や没頭できることを見つけるのも良いでしょう。スポーツや山登りなど、タバコに似つかわしくない趣味がベストです。 ④小さい目標を定めましょう 「これから1時間はタバコを吸わない」など小さい目標を定めましょう。1時間をクリアしたら、半日など段階的に目標を引き上げるのも良いでしょう。小さい目標をクリアしていくことで、自分で意識しないうちにいつの間にか大きな目標をクリアできるでしょう。「これからずっと吸わない」などいきなり大きな目標を掲げてしまうのは、禁煙に失敗する人の典型です。遠くて見えないゴール地点に向かうようなもので、途中で挫折してしまうことがほとんどです。 ⑤禁煙宣言をしましょう 禁煙することを口に出すことが大切です。家族や親しい友人、職場の人に、禁煙への強い意志を伝えましょう。宣言することで周りに本気度が伝わり、協力を得ることもできるでしょう。職場で一緒にタバコ休憩する同僚に伝えるとこは、大変効果的です。タバコを吸いたくなるような飲み会への参加も、控えましょう。喫煙者と距離を置くのも、良い方法です。 |
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