2021/5/30
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タバコのデメリットを理解して禁煙する |
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タバコを吸ったら緊張がほぐれる。タバコを吸ったら落ち着く。タバコを吸ったらイライラがおさまる。しかしタバコを吸っていなければ、タバコを吸うことで心が落ち着いたり、緊張がほぐれる感覚にはなりません。 タバコを吸うきっかけになったのは、周りが吸っていたからやなんとなく格好いいから、などの理由があります。しかし今では自由にタバコは吸えなくなり、非喫煙者が多く、実際喫煙者は肩身の狭い思いをしています。実質タバコのメリットは何もないのです。 ① 副流煙の被害 タバコのデメリットで一番多いことが、本人のみならず非喫煙者までもが健康被害にあってしまっていることです。タバコに含まれるニコチンは高血圧や心臓に負担をかけ、一酸化炭素は血液中の酸素の運搬の妨害をすることで心臓に大きな負担をかけ、タールは肺がんのリスクが高まります。副流煙には主流煙よりも有害物質が多く含まれており、ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍含まれています。これは吸ってる本人よりも、吸っていない人の方が有害物質を吸わされてることになります。喫煙者は自分だけでなく、周りの人をも知らず知らずのうちに不健康に追い込んでいる加害者のような存在になっています。 ② 寿命が縮む タバコを一本吸うごとに5分30秒縮まると言われ、1年間1日20本吸うと寿命がやく1ヶ月縮み、海外のデータでは、平均寿命が非喫煙者に比べ10年も短くなるというデータも出ています。 ③ 経済的な負担 タバコのデメリットは、健康被害だけではなく、経済的にも多くの負担がかかります。単純にタバコを買うだけでいくら使うでしょうか?アンケート調査によると1ヶ月のタバコ代の平均は約15000円という調査結果がでています。1年で計算したら18万円。そしてタバコを吸うことで病気のリスクが高まり、将来的に病気になってしまったら、そこでもお金がかかってきてしまいます。タバコはお金の面でも損をしているのです。 ④ 時間も奪っていく 先ほど寿命の話も時間が奪われてるということですが、日常的にタバコによって無駄な時間を過ごしています。例えば、タバコがなくなったとわざわざ買いにいく時間です。何かのついでに買うならそれほど時間の無駄とは言えませんが、実際はタバコを買うためだけにコンビニやお店を探してる人を多く見かけます。今度はタバコを吸うために喫煙場所を探す時間です。今では吸える場所が少ないため、喫煙所や喫煙できるお店を探すために、ウロウロすることも多いのでは?さらにその時非喫煙者の連れがいたりなんかしたら、それに付き合わされた連れの時間までも無駄にしています。 ⑤ まとめ タバコをやめるためにはまずタバコのデメリットを理解することが必要です。 |
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