2021/6/17
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禁煙開始から離脱症状はどのようになっていくのか |
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タバコを吸うのをやめるとすぐに離脱症状が出始めます。そのため多くの人が禁煙を始めても離脱症状で苦しめられるために禁煙を断念する事になります。禁煙開始から離脱症状はどのようになっていくのか正しく知っていれば離脱症状が出ても禁煙が成功する可能性は高くなります。
禁煙を始めると30分もしないうちに離脱症状が出るようになります。そのため、すぐにタバコを吸わないとイライラするという状態になりますが意外と離脱賞症状が続く期間は長くないです。実際は禁煙開始から3日くらいで強烈な離脱症状はなくなってきます。 もちろん、すべての人が3日で離脱症状がなくなるわけではないですが、ほとんどの場合ニコチンが切れて猛烈に苦しいというのは3日くらいで落ち着きます。禁煙を始めた頃の離脱症状は思ったよりも短い期間という事になります。
禁煙を始めて、すぐに強烈な離脱症状が出始め、60分後にはこの苦しみが永遠に続くように思えて失敗することはよくあることですが、実際は最初の2~3日で強い欲求は薄れていき、どんなに長くてもせいぜい2か月ほどで離脱症状は消えます。離脱症状は、禁煙できない人が思っているよりは短いのです。 しかし、禁煙開始から2か月の間が程度の差こそあれタバコを吸えないことでイライラを感じたり、物事に集中できなかったり、いつもより気持ちが落ち着かないという症状が続いていきます。 禁煙開始から2か月も経過すれば離脱症状はほぼなくなります。つまり、禁煙を始めてから2か月が経過するまでタバコを吸わないでいればニコチン切れでイライラを感じたり、物事に集中できなかったり落ち着かないという事もなくなります。ただ、注意しないといけないのは禁煙書開始から2か月を経過してもタバコを吸いたいという欲求は相変わらずあるということです。
いくら禁煙開始から2か月経ってイライラして落ち着かないという事はなくなっても、非喫煙者のように全くタバコを吸いたいと思わない状態にならないということです。禁煙開始から2か月が経った頃には、禁煙を始めた頃のような強烈なものはないですが、何かのきっかけですぐにまたタバコを吸いたいと思ってしまうというのがあります。 この時にはもうタバコを吸えない状態でも苦しさはないですが、またタバコで快感を得たいという欲求があるのでタバコを思い出しては吸いたい衝動に駆られてしまうので注意が必要です。
禁煙するには我慢するだけでは持ちません。我慢という概念ではなく、吸わない方が楽だと認識する必要があります。我慢という意識なら何年経っても苦しいままでしょう。我慢、苦しいではなく、禁煙は幸福でなければなりません。もう二度と禁煙したくないと思えば、吸うことはないでしょう。 禁煙が苦しいではなく、喫煙が苦しいのです。ずっと楽でいたい禁煙に成功したこのままでずっといたいと思うことが大切です。 |
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